今でこそ、無垢の木と自然素材を使った家は珍しくありませんが、私たちは約20年前から無垢材や漆喰の壁など、天然素材の素晴らしさに着目していました。
nattoku住宅がつくる家は、四季のある日本の気候に順応できる吸放湿性を持ち、室内の空気を汚すことのない無垢の木と、選りすぐりの天然素材を標準で使っています。
柱は檜(ひのき)、床は無垢材、壁は漆喰など、細部に至るまで徹底しています。
ここまでこだわる理由は、お客様が理想とする家創りの最大のカギが天然素材にあると知ったからです。
近年問題になっている新築の住居などで起こる、倦怠感・めまい・頭痛・湿疹・のどの痛み・呼吸器疾患などの症状があらわれるシックハウス症候群。
これは特有の空気汚染が原因で起こると言われています。
室内空気の汚染源の一つとしては、家屋に利用される接着剤や塗料などに含まれるホルムアルデヒド等の有機溶剤、シロアリの食害から住宅を守るための防腐剤等から発生する揮発性有機化合物があるとされています。
健康面での安心と安全、建物の耐久性に機能性、そして何よりも暮らしの心地よさ。リフォームの機会に、自然素材に注目してみませんか。
無垢材は天然素材ですから、よく乾燥されているか、抜け節がないか、防虫剤などの薬品を使用していないか、などの吟味が大切です。
納得リフォームスタジオでは厳しい目で品質をチェックし、選び抜いた無垢材のみをお客様に提供しています。
冬の朝起きて暖かい、部屋間の温度差がない、空気がきれい、音が静か、地震に強い、このような住み心地を可能にした「呼吸する家」こそ、これからの日本の住まいのスタンダードになると思います。森や木が呼吸するように、無垢の木をふんだんに利用した住まいも呼吸し、年間を通じて快適な湿度や通気性を保ちます。
私たちが無垢の木にこだわる理由は、木そのものが呼吸するため、調湿機能に優れている、使い込むほどに風合いと味が出る、蓄熱性が高く、ぬくもりを感じられる、表面がやわらかく肌触りがやさしい、などが挙げられます。
構造材だけでなく、いつも肌に触れる床は無垢材のフローリングにこだわります。無垢材の床に触れてまず感じるのは、やさしさとぬくもり。夏はひんやりと涼しく、冬はやさしく暖かい。
無垢材は私たちと同じ生き物なので、室内が乾燥すれば水分を吐き出し、湿気が多いときには水分を吸い込みます。木のやさしい香りに包まれて、一年中裸足で暮らせる心地よさ。
私たちがつくる家の床は無垢材が標準仕様です。カバザクラ、オーク、ウォルナット、チーク、パイン、ヒバ、桐、バンブー、ひのきをはじめ、nattoku住宅オリジナルの床材で凹凸が足の裏に心地よいスクラッチ加工の床材も含め約15種類の中から自由にお選びいただけます。
昔の日本の家では、外壁も内壁も土や漆喰で塗られていました。漆喰のやさしい風合いは住む人に安らぎを与え、快適な住空間をもたらします。
漆喰は石灰石を主原料とした壁材料で、耐火性、耐久性が強く、吸湿、放湿性にすぐれており、家の中の空気を浄化してくれます。
また、強いアルカリ成分がインフルエンザウイルスを99.6%死滅させることが証明されており、抗菌機能もかなり高いと言えます。
私たちは、独自に高品質低コストの漆喰を開発し、壁はもちろん、ご希望に応じて天井にも本漆喰塗りを施します。
汚れても簡単に塗り替えることができ、白だけでなく、好みの色に仕上げることも可能です。
漆喰の施工はとても手間がかかります。乾燥や硬化を急ぐと、ヒビが入ることもあります。
そこで私たちは、厳しい眼で選んだ上質な漆喰だけを使用し、腕の確かな左官職人を確保して、難易度の高い漆喰の塗り壁を内装の多くの部分に使用できる体制を整えました。
のびのびと深呼吸ができる自然素材の空間で、季節を問わず、心地よく快適に過ごしてください。
漆喰は高アルカリ性であり、ホルムアルデヒドを科学的に吸着・分解します。
一度吸着したホルムアルデヒドが空気中に再度放出されることはありません。
漆喰の主成分である消石灰の微細孔が優れた吸放湿性能を備え、結露を防止、抑制する効果があります。
石灰石を原料としており、安全でいつまでも快適さを保ちます。
漆喰塗りの土蔵の中はとても静かです。また遮光能力も優れており、静かで落ち着いた空間づくりに最適です。
汚れても簡単に塗り替えることができます。
独自の技術により、さまざまな色に仕上げることができます。
nattoku住宅の家は、和室とトイレに薩摩中霧島壁を標準で採用しています。
薩摩中霧島壁は、火山灰・白洲(シラス)の珪酸質成分を主成分として、100%天然素材のみを使って開発された内装用仕上げ材です。
吸放湿性に優れるので、カビや結露が発生しにくく、アトピーや喘息などのアレルギー症状で悩んでいる方にもうれしい壁材です。
消臭性能も高く、芳香剤要らずのトイレが実現します。
カラーバリエーションも豊富で、空間になじむ落ち着いた色が揃っています。
上品でやさしい風合いは、和洋どちらにもフィットし、いつまでも飽きのこない空間を演出します。
天然の火山灰を原料に空間に馴染む落ち着いた色が揃っています。
和洋どちらにもよく、合い上品な空間を演出します。
人や環境に優しいセルロースファイバーは、新聞古紙からリサイクル生産される環境配慮型断熱材です。
セルロースファイバーは様々な太さの繊維が絡み合っており、空気の層をつくることはもちろん、1本1本の繊維の中にも自然の空気胞が存在しています。
この空気の存在がよりいっそう熱や音を伝えにくくします。
さらに、木質繊維特有の吸放湿性で適度な湿度を保ちます。
セルロースファイバーは、安全基準に厳しい環境先進国のある欧米諸国が発祥の地で、米国の断熱材種別シェアを調べてみると最も多く使用されています。
昨今の時代背景のもと、日本でもその需要が見込まれていますが、まだまだコストがかかるためあまり普及していないのが現状です。
セルロースファイバーは、ホルムアルデヒド・VOCの放散試験において無垢の木材と同様の対象外で、F☆☆☆☆以上の安全性が認められています。
木質繊維が持つ吸放湿性の効果でカビや菌の発生を防止。害虫に対しても効果があります。
カビ抵抗性表示 : 最上級のランク3 防カビ性試験/JIS Z 2911
難燃処理により、万一、火災にあったとしても延焼を防ぎ、有毒ガスの発生もありません。
難燃3級 JIS A 9523
わずかの雨漏りにも大丈夫。断熱材にとって大敵の水分を弾く(撥水)処理がしてあります。
撥水性試験 JIS A 9523
製造エネルギーが小さい=CO2の排出量がダントツ少ない。
木質繊維のセルロースファイバーは住宅内で生きています。
周囲の状態に応じて水分を吸ったり吐いたりしています。この吸放湿性が適度な湿度をもたらし、結露を防ぎます。
それによって、大切な建物の寿命を延ばすことにもつながります。
繊維系断熱材で唯一、防湿層不要の認定を受けています。
白アリ対策としてホウ酸を使用した防蟻処理を行っています。
「ホウ酸」と聞いてまず目薬や、ゴキブリのホウ酸団子を思い出す方も多いのではないでしょうか。
治療薬と殺虫剤、一見相反する効果を持つように思えるホウ酸。
これらは、ホウ酸が哺乳動物に安全で、哺乳動物以外には厳しく作用するからできる芸当です。
生物は、細胞のホウ酸濃度が一定以上になると、代謝がストップし死んでしまいます。
よって、腎臓を持たない昆虫にのみ効果があるのです。耐性を持つこともありません。
ちなみに、血液浄化作用のある哺乳動物は、細胞に届く前に尿で排出されるので安全です。
鉱物由来のホウ酸は、分解や揮発することが無く、効果が低下しませんので長期保証が付けられることもうれしいポイントです。
ホウ酸は非揮発性で空気を汚しません。床下の空気を循環させる工法にも安心してご利用いただけます。
ホウ酸自体安全性が高いので施工者にも安全です。
ホウ酸は分解されないので、効果が減衰することがありません。再処理ができない壁体内等の処理には必須です。
ホウ酸は木材中のわずかな水分に溶け込み深く浸透していきます。