皆さん こんにちわ。
リノベーション部の杉本です。
最近ではリノベーションも、住まい創りの選択肢として、多くのお客様に認識され、
巷でも実際にリノベーション現場も多く見られるようになっています。
リノベーションは、元々ある家を生まれ変わらせる事ですが、それには、構造強度をについて、しっかりと知識経験がないと難しいのです。
以前、私がリノベーションを担当させて頂いたお客様の自宅へ、はじめて訪問させて頂いたとき、居間と食堂の間に、小さな壁がありました。
お客様からの要望として、「出来ればその壁を無くして、大きな１つの部屋にしたい」と相談されました。お客様は、弊社以外に２社の住宅会社さんにも相談されていました。
そしてその２社とも、「この壁は、問題なく撤去する事が出来ます。」と答えたそうです。
しかし、私はそれとは逆で「この壁は、撤去しない方が良いです。」と見解をお話しました。
その後打合せを重ねて、有難いことに弊社とリノベーションの御契約をさせて頂く事ができ、壁は撤去しない事となりました。。
いざ工事を着手して、その壁を柱は残す前提で、壁のボードのみを撤去しました。そして、壁の内部が現れましたが、やはり私の見解どうり、その壁の内部には、木造の構造体でも最も需要な「筋交い」が設置されていました。更に、柱の上部にはその家で一番太い梁材が掛かっていて、またその上に２階の柱が載っていて、かなりの荷重も掛かっている状況でした。
つまり、この壁は、１階の構造体を構成する上で最も重要な壁であったのです。このような構造上重要な壁は、撤去したり、移設したりしてはいけない部分なのです。
なぜ、他の住宅会社は「撤去出来る」といい、弊社だけが「撤去しないほうが良い」と見解が違っていたのでしょうか？
それは、構造躯体の組み方・工法・方法や、構造から設計施工の実績経験が豊富であるこからこそ、その建物の間取や形などから、構造体の配置を想定できるからなんです。
特に、リノベーション等の、構造躯体の工事が絡むときは、構造の知識・経験・実績がその会社にあるか、また、担当するスタッフ達にもそのような実績・知識があるかというのが、実は最初の相談の時から、その後の計画・施工・完成にまで大きく影響してしまいます。
リノベーションのご相談は、必ず「地元にあり、しっかりとリノベーションの経験実績のある会社」にご相談する事を絶対にお勧めします。
勿論、我が納得リフォームスタジオも、この実績は、静岡県内でもトップクラスの実績を誇ります。
リノベーションについて御相談も、安心してお任せください。
スタッフブログ一覧へ
